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まるわのくらし

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2023.12.26

老後も安心できるバリアフリーの平屋に住もう!導入の際の工夫ポイントもご紹介!【鹿児島の注文住宅】

スロープのある家

老後も安心できる住まいを求める方々にとって、バリアフリーの平屋は理想的な選択肢です。階段のない生活空間は、日々の生活をより快適で安全にし、高齢になっても自立した生活をサポートしてくれます。

この記事では、バリアフリー平屋の魅力とメリット、そして実現するためのポイントを詳しくご紹介します。

バリアフリーの平屋の魅力とは?

段差のない家

バリアフリーの平屋住宅は、高年齢層の方や身体の不自由な方だけに限らず、子育て真っ只中の若年層世帯や、現状は身体が健康的な方にとっても魅力的な住宅スタイルとして注目され、あらゆる日常生活の質を大きく向上させる住まいと広く認識されています。
平屋の設計上、階段などの段差を極端に減らすことができ、日常生活の動作をスムーズにし、高齢者や身体に不自由を持つ方だけではなく、家族全員が快適に過ごせる環境を造ることができます。

また、二世帯住宅としても適しており、将来のバリアフリー改修費用を軽減するメリットもあります。また、平屋であることで室温のバリアフリー化も容易で、各部屋の室温を均一に保ちやすく、室温の極端な変化によるリスクが軽減されるのも大きな利点です。

 

バリアフリーの平屋のメリット

バリアフリーの工夫(スロープ)

バリアフリーの平屋は、高齢者や身体の不自由な方にとって、日常生活を大きく改善する多くのメリットがあります。
ここでは、バリアフリーの平屋が持つ主なメリットを挙げ、それぞれのメリットがどのように日々の生活に影響を与えるかをご説明します。

 

動線の良い間取り

バリアフリーの平屋の最大のメリットは、動線の良い間取りになることです。一階建ての構造により、部屋間の移動が容易になり、日常生活の効率が高まります。
これは特に、歩行に不安がある高齢者や身体の不自由な方にとって重要で、日常の移動や家事、趣味の時間までもがより快適になります。

 

出入りしやすい設計と仕様

出入りしやすい設計は、バリアフリーの平屋の大きな特徴です。玄関にスロープを設置することで、車椅子や歩行器を使用する方でも安心して生活することができます。
また、ちょっとした段差がある所などは手すりなどの昇り降りがしやすい仕様にし、電気などのスイッチやコンセントなどはなるべく大きな動作がいらずに手が届く位置に設計しているので、より日常の生活が楽になります。

 

老後やケガなどの際の安心

老後やケガの際も、バリアフリーの平屋は安心して暮らせる環境を提供してくれます。
滑りにくい床材や手すりの設置は、日常生活での転倒リスクを減少させ、危険の少ない快適な生活を与えてくれます。
また、介護が必要になった場合でも、広いスペースと無段差の設計は、介護のしやすい環境を作り出してくれます。

 

安全性の向上

バリアフリーの平屋は、安全性にも優れています。滑りにくい床材の使用や、手すりの設置など、安全対策が施されているため、高齢者や身体に不自由を持つ方でも安心して生活できます。
例えば、バスルームには滑り止めのマットや手すりを設置し、キッチンでは火災防止のための安全機能を備えることで、日々の生活をより安全にしてくれます。

 

バリアフリーの平屋を造るためのポイント

設計打ち合わせ

最後に、バリアフリーの平屋を造るためのポイントをいくつかピックアップし、その内容を詳しくご説明していきます。

 

玄関とアプローチの工夫

バリアフリーの平屋の玄関とアプローチの設計は、利用者の安全と利便性を優先して考えて設計します。

例えば、玄関にスロープを設置することで、車椅子や歩行器を使用する方がスムーズに出入りできるようになります。スロープは傾斜がなるべく緩やかであることが重要で、滑りにくい素材を選ぶことで安全性を高めます。

また、玄関扉は「ドア」ではなく横にスライドするタイプの「引き戸」を採用することで、足が不自由で車いすを使用している方でも簡単に開けることができます。

 

水回りの配置と設計の工夫

水回りは、バリアフリー設計において特に重要なエリアです。バスルームやトイレは広いスペースを確保し、車椅子での転回が可能な設計にすることが望ましいです。手すりの設置は、立ち上がりや移動をサポートし、転倒リスクを減少させます。

また、滑りにくい床材を使用することで、水濡れによる滑り事故を防ぐことに繋がります。洗面台やキッチンは、車椅子からでも使いやすい高さに設定し、収納は手の届きやすい位置に配置することで、日々の生活をサポートします。

これらの工夫を取り入れることで、日常行わなければならない家事や身なりの整えも快適に行うことができるようになります。

 

動線と通路の工夫

家の中の動線と通路の設計は、日常生活の快適さに直結します。広くて直線的な通路は、車椅子や歩行器を使用する方にとって特に重要で、家の中を移動する際の負担を軽減します。
また、リビングや寝室へのアクセスは、特にスムーズであることが重要です。
これにより、家族が集まるリビングやプライベートな寝室への移動が容易になり、体の不自由な方や高齢者の方も、生活の質が向上します。

具体的に通路の幅としては、最低でも850mm以上(突出部800mm以上)は確保すると良いでしょう。

*参考 SUUMO 「廊下のバリアフリー工事のポイント

 

扉の工夫

扉の設計は、バリアフリー住宅において重要な要素の一つです。重い開き戸よりも、軽くて開閉しやすいスライドタイプの引き戸を選ぶことが推奨されます。引き戸はスペースを取らず、車椅子や歩行器を使用する方にとってもとても使いやすいのが特徴です。

また、ドアノブは握りやすいレバー式を採用することで、手の力が弱い高齢者や障害を持つ方でも使いやすくなります。また、開口部(扉の通れる幅)は車いすも容易に通れるように、少し幅広のタイプの物にすると良いでしょう。

これらの工夫により、日々の生活がより快適で安全になります。

 

まとめ:バリアフリーの平屋で快適な生活を

安心安全な家の画像

バリアフリーの平屋は、老後も安心して暮らせる住まいを提供してくれます。動線の良い間取り、出入りしやすい設計、老後の安心、そして安全性の向上など、多くのメリットがあります。

玄関や水回りの工夫、動線と通路の配慮、扉の設計など、バリアフリーの平屋を造るためのポイントを押さえることで、快適で安全な生活空間を実現できます。理想のバリアフリーの平屋で、長く安心して暮らせる生活を送りましょう。

 

まるわの安心、バリアフリー設計

家の設計をしているイメージ画像

丸和建設では、高齢者や身体の不自由な方はもちろん、健康な方でも快適に、安心して暮らせるようなバリアフリー設計を取り入れています。

あらかじめ、住む人が快適に日常を送れるよう「ユニバーサルデザイン」を採用し、コンセントや電気スイッチの位置ひとつに対しても細かく高さを設定するなど、暮らしの質の向上を考えた設計を取り入れています。

スタッフの中には「福祉住環境コーディネーター」の資格を保有している者もいるので、安心して相談していただけます。
家づくりを考え始めたばかりの方も大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。

 

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