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まるわのくらし

家づくりの基本・お得な情報など、家づくりを応援するマガジン

2021.09.02

【はじめての家づくり】 理想の注文住宅を建てるまで

家を建てることを考えるとワクワクしますよね。間取りや、理想とする住まい、少し考えるだけでも夢が膨らみます。

ほとんどの方が家を建てるのは一生に一度。はじめての家づくりで且つ注文住宅であれば決めることが多く、わからないこともたくさんあります。
特に建築の依頼先は工務店やハウスメーカーなどの選択肢がありますが、新築の注文住宅はどこに頼めばいいのか、いくら必要なのか、完成までにどれぐらいの時間がかかるのか、気になることが多いでしょう。

今回はそんな疑問にお答えしつつ、新築注文住宅を建てるまでの流れを説明します。
ぜひ、理想の住まいづくりに役立ててください。

理想の住まいとは?

まず、家づくりを始めるにあたって、どのような家に住みたいかイメージしなければなりません。
何人家族なのか、二世帯なのか、どのようなスタイルで過ごしたいのか、家族で話し合うことから始めるといいでしょう。

間取りやベランダ、エクステリア部分についても、何を重点におくか話し合ってみてください。

家事動線を優先するのか、リビング・ダイニングを広くするのか、生活スタイルによって、優先すべき点は異なります。優先順位をつけるだけでも重視するものが見えてくるので、理想とする住まいに近づけることができます。

また、10年20年と将来を見据えたライフプランをイメージしましょう。現在の暮らしだけでなく、老後の暮らしを見据えることで見えてくることがあります。

例えば、入浴のための階段の上り下りを避けたいのであれば、水回りを1階にまとめておくと将来困りません。他にも、将来的に一部屋を二部屋へ分けるのであれば、構造上リノベーション可能な間取りにしておくとよいでしょう。

ご家族のライフスタイルの変化に対応できるよう、理想の住まいについて、ぜひ意見を出し合ってみてください。

ハウスメーカー・工務店を探す

住まいのイメージができたら、住みたいエリアや土地、施工会社を探します。
結論からお伝えすると、土地はなかなか個人だけでは探しきれません。不動産会社や施工会社に希望を伝え相談するのがおすすめです。

資金計画と土地探し

スーパーやドラッグストアなどの買い物、病院、通勤通学など不自由なく生活できるエリアか、実際に足を運んで見てみてください。

エリアが定まれば、その地域のおおよその相場が分かります。土地相場が分かると、建物本体にかけられる金額も見えてくるため、資金計画が立てやすくなります。

また、住みたい土地が見つかれば、複数回足を運びましょう。昼と夜とでは町の雰囲気が変わります。さらに平日と土日でも、様子が変わります。
お子さまがいるご家庭であれば、周辺道路の様子や、夜間に訪れて街路灯の有無も確認しましょう。

他にも近年、日本各地で自然災害が多数起こっています。購入した土地の地盤調査や地盤改良を行うのは当然ですが、購入の時点で災害が起こりやすい地域か見極めることも重要です。

高低差や、自治体のハザードマップを確かめるのはもちろん、土地の歴史や成り立ちを地名に残しているケースも多いため、旧地名や現地名の由来などを確認するのも土地探しのヒントになります。

ハウスメーカー・工務店を探す

住みたい土地がある程度絞れたら、施工会社を探します。施工会社といっても大手ハウスメーカー、工務店、設計事務所と種類が多く、それぞれの特徴が異なります。
住宅情報サイトで情報を得たり、新築注文住宅をご検討であれば、さまざまなメーカーが入っている住宅展示場やモデルハウスへまずは足を運んだりしてみるのも一つです。

施工会社によって施工や構造、得意分野は異なります。イメージした住まいを施工できる会社なのか、確認するのはもちろんのこと、モデルハウス見学の際は外観だけでなく、特徴や構造部分もしっかり確認しましょう。

モデルハウス見学~完成・引き渡しまでの流れ

新築注文住宅での家づくりは、決めることや確認することが多く、非常に時間がかかります。ここからはモデルハウス見学~アフターメンテナンスまでの流れを説明します。

家づくりの流れ

モデルハウス見学 ※おおよそ着工の約4~6ヶ月前

土地の決定

ご契約(建築請負契約) ※おおよそ着工の約2~4ヶ月前

本融資申し込み

着工

竣工

引き渡し ※おおよそ着工から約4~5ヶ月後

アフターメンテナンス

※解体や地盤改良が必要な場合や、その他必要な工程や確認、坪数が増えると引き渡しまで期間が延びる場合もあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

モデルハウス見学~契約

モデルハウス見学からご契約までは約4ヶ月から6ヶ月程度かかります。

モデルハウス見学は、後々後悔しないために細かくチェックしましょう。例えば、標準仕様とオプション仕様の違い、天井高、キッチンやお風呂、トイレなどの設備機器など気になることは訊ねましょう。

特に構造は家を支える非常に重要な部分です。木造住宅は2×4工法、木造軸組工法、ラーメン工法などさまざまな工法があります。

依頼する施工会社はどの工法になるのか、耐久性・耐震等級や断熱性能等級、基礎工法など、気になることは担当者に質問しましょう。

また契約した場合、担当者とは長年付き合う間柄になります。あなたにとって的確なアドバイスや要望をヒアリングしてくれる相手を選ぶようにしましょう。

契約~アフターメンテナンス

ご契約から引き渡しまでは、約6ヶ月から8ヶ月程度かかります。
土地や施工会社が決まると建築請負契約書を結び、ローンの事前審査、最終図面の決定、最終見積などを進めていきます。

これらの手続きが完了すると、キッチンなどの水回りメーカーや、建具・床材などのショールームで実物を確認し、内装や設備機器などの仕様を決定していきます。注文住宅の場合、すべての仕様を一つずつ確認し決定していくため複数回の打ち合わせが必要です。

効率よく進めないと着工が遅れてしまいますが、この工程こそ、注文住宅ならではのこだわりを実現できるポイントでもあるので、適当に済ませることはできません。
今は、SNSやブログなどで家づくりについて多くの方が情報を発信しています。注文住宅で家を購入した経験者の声を参考に、どうこだわりたいか考えておくとスムーズに進めることができるでしょう。

仕様が決定すると、建築確認申請の提出、ローン本審査へ進み、すべて問題なければ着工となります。工事現場には、ぜひまめに足を運んでどのように工事が進んでいるか確認してください。

工事が完了したら、完了検査、施主竣工検査などを行い、それぞれ図面通りに建てられているか確認します。問題がなければ引き渡しとなります。

また引き渡し後、約3ヶ月後からアフターメンテナンスがスタートします。家を建てた後も、定期的なチェックを行うことで安心して住むことができます。
基本性能が高いから実現した30年長期保証

画像:鹿児島の注文住宅  MARUWA「家作りのスタートアップガイド」

 

注文住宅を建てるまでの大まかな流れについてお伝えしました。家づくりの難しい点は、図面や3Dなどの情報からでき上がりを想像して決定していくことです。

MARUWAは、お客さま一人ひとりに寄り添い、お客さまのペースで一生に一度のマイホームづくりのお手伝いをしています。鹿児島で注文住宅をご検討の場合は、お気軽にご相談ください。

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