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コラム

【注文住宅に関する調査】素材を重視した人は52.8%!一方で健康・空気環境の意識は35.7%にとどまる

家を建てるという経験は、多くの人にとって人生で一度あるかないかの大きな買い物です。だからこそ、後悔のない選択をしたいと考える方がほとんどではないでしょうか。

 

家づくりを進めるとき、間取りや外観、キッチンやお風呂といった設備には、どうしても目が向きやすくなります。では、床や壁に使われる「素材」まで、じっくりと考えたという人は、いったいどれくらいいるのでしょうか。

 

無垢材にするか、合板にするか。壁はビニールクロスにするか、それとも塗り壁にするか。選択肢はいくつもありますが、それぞれの違いや、住み始めてからの暮らしへの影響については、意外と知られていないのかもしれません。

 

そこで今回は株式会社NEXERと共同で、事前調査で「注文住宅を購入したことがある」と回答した全国の男女140名を対象に、「住宅に使われる素材へのこだわり」についてのアンケートをおこないました。

 

「住宅に使われる素材へのこだわりに関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年9月18日 ~ 9月24日

調査対象者:事前調査で「注文住宅を購入したことがある」と回答した全国の男女

有効回答:140サンプル

質問内容:

質問1:家を建てる際、内装や構造に使われる「素材」をどの程度気にしましたか?

質問2:「無垢材(天然木)の床」と「合板・シートフローリングの床」の違いを知っていますか?

質問3:「無垢材(天然木)の床」と「合板・シートフローリングの床」、どちらに魅力を感じますか?

質問4:そのように回答した理由を具体的に教えてください。

質問5:壁の素材について、「ビニールクロス」と「漆喰・塗り壁」の違いを知っていますか?

質問6:壁の素材を選ぶ際、健康面や空気環境(токопроводящих消臭・化学物質など)への影響を意識しましたか?

質問7:ご自宅の壁の素材を選んだ理由や、選ぶ際に重視したことを教えてください。

質問8:家の素材が、家族の健康(アレルギー、シックハウス症候群など)に影響する可能性があることを知っていますか?

質問9:今後、家の素材を選ぶとしたら「健康」を重視したいと思いますか?

質問10:その理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

 

質問1:家を建てる際、内装や構造に使われる「素材」をどの程度気にしましたか?

まず、家を建てる際に、内装や構造に使われる「素材」をどの程度気にしたか聞いてみました。

「非常に気にした」が21.4%、「やや気にした」が31.4%で、あわせて52.8%が素材を「気にした」と回答しました。一方で、「あまり気にしなかった」が36.5%、「まったく気にしなかった」が10.7%と、こちらもあわせて47.2%にのぼります。

 

半数を超える人が素材にこだわった一方で、4割以上の人は強くは気にしなかったという、ほぼ拮抗した結果になりました。

 

家づくりでは、決めなければならないことが山のように出てきます。

予算や間取り、引き渡しの時期など、優先すべきことが多いなかで、素材にまでは十分に手が回らなかったという人も、少なくないのかもしれません。

 

質問2:「無垢材(天然木)の床」と「合板・シートフローリングの床」の違いを知っていますか?

続いて、床材の代表的な選択肢である「無垢材(天然木を一枚板のまま使った床材)」と「合板・シートフローリング(薄い板や樹脂シートを貼り合わせた床材)」の違いを知っているか聞いてみました。

「詳しく知っている」が17.9%、「なんとなく知っている」が42.9%で、あわせて60.8%が違いを「知っている」と回答しました。これに対し、「聞いたことはあるが違いはわからない」が22.1%、「知らない」が17.1%でした。

 

6割の人が違いを認識している一方で、「詳しく知っている」と答えた人は2割弱にとどまりました。

 

つまり、言葉としては知っていても、その中身までしっかりと把握している人は、まだ限られているといえそうです。ここに、家づくりのなかで素材選びが後回しになりやすい理由のひとつが隠れているのかもしれません。

 

質問3:「無垢材(天然木)の床」と「合板・シートフローリングの床」、どちらに魅力を感じますか?

では、実際にどちらの床に魅力を感じるのでしょうか。

「無垢材(天然木)の床」と「合板・シートフローリングの床」のどちらに魅力を感じるか聞いてみました。

その結果、「無垢材(天然木)の床」が73.6%、「合板・シートフローリングの床」が26.4%となりました。

 

7割を超える人が、天然木の床に魅力を感じているという結果になっています。

 

質問4では、そのように回答した理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

 

「無垢材(天然木)の床」と回答した方

  • 本物がすきだから(30代・男性)
  • 硬くて物を落としても凹みにくい(30代・女性)
  • 時間がたって風合いなどが変化して味がでるところがいい(40代・女性)
  • 耐久性や材質、質感がすきだから(40代・男性)
  • 今、合板のフローリングだが、湿気で表面が剥がれてしまっているから(50代・女性)
  • 素足で歩いたときに冷たさを感じにくく、心地よい肌触りがある(60代・男性)

 

「合板・シートフローリングの床」と回答した方

  • デザインが好みだったから(30代・男性)
  • 傷みにくそうだし、扱いやすいイメージがある(30代・女性)
  • 手入れが簡単で掃除がしやすい(50代・男性)
  • 反りが少ない(50代・男性)
  • コスパが良く頑丈(60代・男性)

 

無垢材を選んだ人からは、肌触りや香り、経年変化による味わいといった「質感」を挙げる声が目立ちました。年月とともに変化していく様子そのものを、魅力として捉えている人が多いようです。

 

一方で、合板・シートフローリングを選んだ人からは、手入れのしやすさや反りにくさ、価格の手頃さなど「実用性」を評価する声が多く見られました。

 

天然木ならではの心地よさに惹かれる人と、日々の扱いやすさを重視する人。同じ床でも、何を大切にするかによって、魅力の感じ方が分かれていくようです。

 

質問5:壁の素材について、「ビニールクロス」と「漆喰・塗り壁」の違いを知っていますか?

続いて、壁の素材についてです。

「ビニールクロス(塩化ビニール製の壁紙)」と「漆喰・塗り壁(石灰などを塗って仕上げる壁)」の違いを知っているか聞いてみました。

その結果、「詳しく知っている」が22.2%、「なんとなく知っている」が42.1%となり、あわせて64.3%が違いを「知っている」と回答しました。一方で、「聞いたことはあるが違いはわからない」は15.0%、「知らない」は20.7%で、あわせて35.7%でした。

 

では、実際に壁の素材を選ぶとき、健康面や空気環境(調湿・消臭・化学物質など)への影響を意識したのでしょうか。

「強く意識した」が13.6%、「やや意識した」が22.1%で、意識した人はあわせて35.7%でした。

 

これに対して、「あまり意識しなかった」が48.6%、「まったく意識しなかった」が15.7%。あわせて64.3%が、健康面や空気環境を「意識しなかった」と回答しています。

 

素材の違いは知っていても、いざ選ぶ場面になると健康や空気環境まで意識が向かなかった人が、6割を超えたことになります。

 

では、壁の素材はどのように選ばれたのでしょうか。

質問7では、選んだ理由や重視したことを聞いてみたので、一部を紹介します。

 

  • アレルギー体質なので。最低限は気にした。(30代・女性)
  • 汚れにくい壁の素材を選んだが、子供がいるので張り替えを前提に選んだ。(30代・女性)
  • 見た目だけでなく環境や空気にいいものを選んだ(40代・女性)
  • ホルムアルデヒドは避けたい。(50代・女性)
  • 結露ができないことを大事にした(60代・女性)
  • 消臭してくれる壁紙がいい。(60代・男性)

 

健康や空気環境を意識したという人からは、アレルギーやホルムアルデヒド(建材などに含まれる化学物質)への配慮、消臭や結露のしにくさを重視する声が挙がりました。

 

その一方で、自由記述全体を見わたすと、「業者に任せた」「メーカーの標準仕様から選んだ」「予算に合わせた」といった声も数多く見られました。壁の素材は自分でこだわるというよりも、価格や施工会社の提案にゆだねられやすい部分なのかもしれません。

 

質問8:家の素材が、家族の健康(アレルギー、シックハウス症候群など)に影響する可能性があることを知っていますか?

続いて、家の素材が、家族の健康(アレルギーやシックハウス症候群など)に影響する可能性があることを知っているか聞いてみました。

 

なお、シックハウス症候群とは、建材などから出る化学物質によって、頭痛や目・のどの不調といった体調不良が起こることを指します。

「詳しく知っている」が19.3%、「なんとなく知っている」が45.0%で、あわせて64.3%が「知っている」と回答しました。さらに「聞いたことはある」が26.4%で、「知らない」は9.3%にとどまっています。

 

素材が健康に関わる可能性については、9割近くの人が何らかの形で見聞きしていることがわかります。

 

知識としては、多くの人に届いているといえるでしょう。けれども、先ほどの結果を振り返ると、実際に壁を選ぶ場面ではそこまで意識しなかった人が多数派でした。知っていることと、実際の選択に反映することとの間には、まだ距離があるようです。

 

質問9:今後、家の素材を選ぶとしたら「健康」を重視したいと思いますか?

最後に、今後、家の素材を選ぶとしたら「健康」を重視したいと思うか聞いてみました。

「非常に重視したい」が42.9%、「やや重視したい」が42.9%で、あわせて85.8%が「重視したい」と回答しました。「あまり重視しない」は12.1%、「まったく重視しない」は2.1%と、少数にとどまっています。

 

すでに家を建てた経験を持つ人たちの、8割を超える多くが、次に選ぶなら健康を大切にしたいと考えている結果になりました。

 

質問10では、「健康」を重視したい理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

 

  • 毎日暮らす場所なので健康に良い素材を使いたい(30代・女性)
  • 子供が喘息持ちなので。(30代・女性)
  • 知らず知らずのうちに健康を害することは避けたい(40代・男性)
  • 家は毎日長い時間を過ごす場所だから、使用する素材が心と体の健康に直接影響を与える(60代・男性)
  • 長く住むなら健康面の影響をしっかりと考えておく必要があると今ならわかるから。(60代・男性)
  • 健康はお金で買えないから(50代・男性)

 

理由として多かったのは、「毎日、長い時間を過ごす場所だから」という声でした。家は、一日のなかで最も長く身を置く空間です。そこで使われる素材が、心身に少しずつ影響していくのではないかと考える人が目立ちました。

 

また、子どもの喘息やアレルギーなど、家族の体を気づかう声も多く見られています。実際に暮らしてみたからこそ実感できる思いが、こうした回答ににじんでいるのかもしれません。

 

まとめ

今回の調査では、注文住宅を建てた人の73.6%が、床材として「無垢材(天然木)の床」に魅力を感じていることがわかりました。理由には、肌触りや経年変化といった質感を挙げる声が多く見られます。

 

一方で、壁の素材を選ぶ際に健康面や空気環境を意識した人は35.7%にとどまり、6割以上は「意識しなかった」と回答しています。素材が健康に影響する可能性を知っている人は64.3%と多いにもかかわらず、実際の選択にはつながりにくい様子がうかがえました。

 

家づくりやリフォームを考えるとき、間取りや設備だけでなく、毎日ふれる床や壁の素材にも目を向けてみる。そうした素材選びが、長く快適に暮らせる住まいへの第一歩になるのかもしれません。

 

丸和建設株式会社は、鹿児島の風土に寄り添い、機能性と美しさを追求したデザインは、時を超えても美しく、快適な住み心地を実現します。無垢材をはじめとした素材の選び方から、家族の健康を守る空気環境の整え方まで、専門スタッフが一つひとつ丁寧にご提案いたします。

 

理想の住まいづくりは、ぜひ丸和建設株式会社にご相談ください。

 

<記事等でのご利用にあたって>

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